熊本県の東の方まで来ましたが本日の宿は熊本北部の山鹿市。
宿の近くに熊本県立装飾古墳館という考古学博物館があるらしいので行ってみます。
レプリカなのですが、なかなか勉強になりました。

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なかなかの長距離移動で、山鹿にある熊本県立装飾古墳館へ。

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広大な敷地に広がる古墳たち。
国史跡の岩原古墳群です。

地元の方たちの憩いの場になっている感じ。

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この古墳群は5世紀ごろに造られたもので、熊本県最大の前方後円墳の岩原双子塚古墳もあります。
もうちょっと高い場所があれば上からも見れそうなのが残念…。

古墳の隣には古墳館があり古墳室と展示室に分かれている。
まずは展示室。

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県内の遺跡の出土品の展示。

興味を引いたのが青銅の剣。

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5世紀というと約1500年前のもの。
剣と言ってもそんなに鋭利な感じではない。

あと装飾類も気になる。

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首飾り等もあって、昔も今もオシャレ心は同じですね!

続いて古墳室。
古墳室はもちろんレプリカなのですが、実物大で精密に作られている。

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コチラは7世紀ごろの鍋田横穴群第27号墓。
この石には人物や刀等が描かれている。

続いて鴨籠古墳石棺。

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5世紀ごろのもので、1つの石をくりぬいて作られている。

弁慶ヶ穴古墳。

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6世紀末ごろの装飾古墳。
人や船、太陽や鳥等が描かれている。

コチラは大坊古墳。

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6世紀のもので、前方後円墳の古墳の中。
奧に見える装飾が素敵ですね。
玉名市にある古墳で定期的に公開もされているみたい。
行ってみたい!

千金甲1号古墳の中。

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コチラは6世紀初頭に造られたと思われる円墳。
レプリカですが、おそらくはっきりとこの装飾が残っているのでしょう。
色彩も豊かで素晴らしい。

小田良古墳は5世紀中ごろのもので、結構古めの古墳。

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3つに分かれているのは1人ではなく複数の人を埋葬していたらしい。
色使いはあまりない装飾古墳。

永安寺東古墳は7世紀ごろの円墳。

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ココにも人と船が描かれている。
船は黄泉の国へ向かう船と考えられている。

中庭っぽいところには石棺等の展示。

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石の石棺って運ぶの重そう…と思ってしまう。

一通り見学したら外の古墳をお散歩。

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古代から変わらずココにある古墳。
いわゆるお墓だけど、何故か癒される空間です。

敷地内には埴輪の遊び道具?も。

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実際に座れますw

帰りにせっかくなので実物の岩原横穴墓群に行ってみた。

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コチラも5世紀ごろのものと考えられ、当時の豪族に仕えていた人たちが家族用のお墓として造ったものと考えられています。
その数はなんと131コ!
中はちゃんと寝床になっていて、枕もあるんだとか。
1家族1横穴らしい。

中は頑張っても見えませんが…。

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結構奥行のある空間。
でも、亡くなった人を寝かせてそのまま…?
それも衛生的に…と思ってしまうのですが。

宿に行く前に、近くにある展望台に行ってみます。

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