続いては徒歩5分程度の場所にある菊正宗酒造へ。
コチラも江戸時代初期からの創業で歴史が長い酒蔵。
展示もしっかりしていて見応えのある酒蔵です。
ランキングに参加しています。
コチラも江戸時代初期からの創業で歴史が長い酒蔵。
展示もしっかりしていて見応えのある酒蔵です。
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門構えも立派な菊正宗酒造。

今も昔もこの灘でお酒造りをしています。
菊正宗の歴史は約360年。
1659年に嘉納家が酒造業を始めたことが始まり。
灘のお酒は江戸に人気が高く、菊正宗をはじめ多くの灘の酒蔵が発展しました。
早速中へ。

天井からはいくつもの杉玉がぶら下がっている。
立派な看板が残っています。

そしてイニエスタがいます。
菊正宗はヴィッセル神戸のアンバサダー、イニエスタ選手は菊正宗アンバサダーになっています。
ヴィッセル神戸の試合のある日に「イニエスタ ノミマシタ」とお買い物の際にレジで伝えるとプレゼントがもらえるんです。
私もココで1000円程度のお買い物しかしていないのに、しぼりたてギンスパークリングの270mボトル缶をいただいちゃいました。
灘五郷の紹介もあった。

西郷から魚崎郷は歩けないこともないけど、西宮郷と今津郷は離れています。
でも西郷から魚崎郷までも歩くと30分くらいかかりますけどね。
ココにもあったお酒の天秤棒みたいなもの。

コチラもかなり歴史がありそうですね。
酒造りの絵図もありました。

今は機械で頼れるところもあるけど昔は何から何まで手作業。
大変ですね。
本店蔵も模型。

菊正宗の酒蔵の中でも質の良い清酒が造られていたところ。
コレが今の酒蔵記念館かな。
ちなみにこの記念館は1659年に本嘉納本宅屋敷内に建てられた酒蔵を移築したもの。
もちろん国指定の重要有形民俗文化財。
ただ阪神大震災でコチラも倒壊。
不幸中の幸いで瓦礫の中から手作業で展示道具を拾いだした結果、殆どが修復可能な状態だったとのこと。
その後全面建て替え後に再オープンしたんだとか。
コチラが記念館内部。

ワンフロアですがたくさんの展示品と詳しい解説があります。
コチラは会所場。

今でいうと会議室みたいなものでしょうか。
寄合、会合が行われていたお部屋です。
ちなみにお酒造りは冬から始まります。
洗場。

様々な桶が置かれています。
まずお酒造りの第一歩として、お米を洗うとこから始まります。
釜場

釜場はお米を蒸し上げて冷やすところ。
冬の早朝に蒸した米は冷気でたちまち冷えたとか。
麹室。

蒸し、冷やしたお米に種麹をもみこむ場所。
この種麹のことを業界用語で「もやし」というらしい。
酛場。

酒母を作る場所。
酒母とは蒸米、麹、仕込水、乳酸を混ぜ合わせた清酒酵母でお酒造りの重要な土台。
これが結構手間暇かかる作業みたいで。
蒸米、麹、仕込水を入れて2、3時間毎にかき混ぜる→これを摺りつぶす(3段階あり)→夜の冷気で冷やし、7~8℃の温度で3日程放置→緩やかに温度を上げる→清酒酵母ができる。
大変ですねー。
造蔵の道具たち


造蔵とはもろみの仕込場でしょうか。
もろみの仕込む樽桶や運ぶための桶など。
同じような桶でも1つ1つ用途が違う。
槽場

醗酵したもろみを酒袋に入れて圧縮して搾る場所。
搾られたものはもちろん新酒。
残りカスは酒粕。
囲い場

搾ったらすぐにお酒として出回るのではなく、大きな桶に入れて放置。
オリ(絞ったお酒に残る酵母のカスや米の欠片)が沈殿したら上澄みを取って、秋まで放置。
で、秋晴れ灘の生一本のできあがり。
約1年がかりですね。
という工程を昭和初期までやっていたそうです。
大変な重労働と、人出がかかりますね。
とても勉強になりました。
次回も楽しみにしてくださる方はクリックをお願いします。

今も昔もこの灘でお酒造りをしています。
菊正宗の歴史は約360年。
1659年に嘉納家が酒造業を始めたことが始まり。
灘のお酒は江戸に人気が高く、菊正宗をはじめ多くの灘の酒蔵が発展しました。
早速中へ。

天井からはいくつもの杉玉がぶら下がっている。
立派な看板が残っています。

そしてイニエスタがいます。
菊正宗はヴィッセル神戸のアンバサダー、イニエスタ選手は菊正宗アンバサダーになっています。
ヴィッセル神戸の試合のある日に「イニエスタ ノミマシタ」とお買い物の際にレジで伝えるとプレゼントがもらえるんです。
私もココで1000円程度のお買い物しかしていないのに、しぼりたてギンスパークリングの270mボトル缶をいただいちゃいました。
灘五郷の紹介もあった。

西郷から魚崎郷は歩けないこともないけど、西宮郷と今津郷は離れています。
でも西郷から魚崎郷までも歩くと30分くらいかかりますけどね。
ココにもあったお酒の天秤棒みたいなもの。

コチラもかなり歴史がありそうですね。
酒造りの絵図もありました。

今は機械で頼れるところもあるけど昔は何から何まで手作業。
大変ですね。
本店蔵も模型。

菊正宗の酒蔵の中でも質の良い清酒が造られていたところ。
コレが今の酒蔵記念館かな。
ちなみにこの記念館は1659年に本嘉納本宅屋敷内に建てられた酒蔵を移築したもの。
もちろん国指定の重要有形民俗文化財。
ただ阪神大震災でコチラも倒壊。
不幸中の幸いで瓦礫の中から手作業で展示道具を拾いだした結果、殆どが修復可能な状態だったとのこと。
その後全面建て替え後に再オープンしたんだとか。
コチラが記念館内部。

ワンフロアですがたくさんの展示品と詳しい解説があります。
コチラは会所場。

今でいうと会議室みたいなものでしょうか。
寄合、会合が行われていたお部屋です。
ちなみにお酒造りは冬から始まります。
洗場。

様々な桶が置かれています。
まずお酒造りの第一歩として、お米を洗うとこから始まります。
釜場

釜場はお米を蒸し上げて冷やすところ。
冬の早朝に蒸した米は冷気でたちまち冷えたとか。
麹室。

蒸し、冷やしたお米に種麹をもみこむ場所。
この種麹のことを業界用語で「もやし」というらしい。
酛場。

酒母を作る場所。
酒母とは蒸米、麹、仕込水、乳酸を混ぜ合わせた清酒酵母でお酒造りの重要な土台。
これが結構手間暇かかる作業みたいで。
蒸米、麹、仕込水を入れて2、3時間毎にかき混ぜる→これを摺りつぶす(3段階あり)→夜の冷気で冷やし、7~8℃の温度で3日程放置→緩やかに温度を上げる→清酒酵母ができる。
大変ですねー。
造蔵の道具たち


造蔵とはもろみの仕込場でしょうか。
もろみの仕込む樽桶や運ぶための桶など。
同じような桶でも1つ1つ用途が違う。
槽場

醗酵したもろみを酒袋に入れて圧縮して搾る場所。
搾られたものはもちろん新酒。
残りカスは酒粕。
囲い場

搾ったらすぐにお酒として出回るのではなく、大きな桶に入れて放置。
オリ(絞ったお酒に残る酵母のカスや米の欠片)が沈殿したら上澄みを取って、秋まで放置。
で、秋晴れ灘の生一本のできあがり。
約1年がかりですね。
という工程を昭和初期までやっていたそうです。
大変な重労働と、人出がかかりますね。
とても勉強になりました。
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