ステンドグラス美術館の続きです。
最後までステンドグラス美術館を見たら時間がヤバいってことに気づき。
大急ぎでお土産を買ってホテルに戻り帰宅いたしました。

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このステンドグラス美術館には、ステンドグラス製作の道具や材料、工程の展示も。

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ステンドグラスってこんなガラスセットみたいなのがあるのね。

原画も。

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思うと当たり前だけど、原画もあるんだ。
原画の裏面には工房のサイン、製作年、作品が納められた場所等の情報がある。

コチラはステンドグラスの工程。

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結構大変な作業。
イギリスでのステンドグラスの歴史は10世紀頃とのこと。
途中、16世紀から19世紀はステンドグラスは偶像崇拝とも言われ禁止された時期だったらしい。
偶像崇拝って難しいですねー。

コチラはステンドグラスの原画ができるまでのスケッチ。

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原画師という人がいて、実際の1/10や1/20サイズでスケッチを描く。
それをもとに値段、納品時期を決めて原寸大の原画が描かれる。
ちなみに教会に設置されるステンドグラスは寄付が多いが、どこに設置するかを決めるのは教会。
なかなか強いですね、教会。

ステンドグラスの原画。

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これを描くのも大変そうですね。
他にステンドグラスの工程のビデオも流れていてなかなk面白かった。

ステンドグラス作品に戻ります。

キリストの公生涯

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このステンドグラスを寄付したのはリーフさんという家。
なのでリーフ家の繁栄を願ってたくさんのリーフ(葉)がこの絵には描かれている。

予言者イザヤ メルキゼデク王

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予言者イザヤは4大預言者。
初めて聞きました。
聖母マリアにキリストの懐妊を予言した人らしい。

旧約聖書に出てくるメルキゼデク王。
戦いに勝利したアブラハムを祝福すためにパンと葡萄酒を持っている。

聖オズワルドに守護される兵士 リチャード1世に守護される兵士

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戦いに赴く兵士の家族が無事を祈って教会に寄進したと思われるもの。

聖ニコラウス 聖クリストフォルス

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左の聖ニコラウスは子供の守護聖人。
サンタクロースのモデルだとか。

右の聖クリストフォルスはキリストを担うものという意味があるらしく。
幼児を肩にのせて川を渡っていると途中で幼児がものすごく重くなった。
無事に渡り切ったところ見ると、キリストだったという話も。
え?騙しなの?って思っちゃったんですが。

この人を見よ・神を見よ・聖人達

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全てキリストで、磔にされる前のキリストや復活したキリストが描かれている。
人としてのキリストと神としてのキリストらしい。

カンタベリー物語 奏楽の天使

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真ん中がカンタベリー物語。
14世紀の未完の物語の場面を描いている。

両端が奏楽の天使。
楽器を奏で、神を称える天使でステンドグラスの定番的存在。

四大預言者・四台教父・四福音史家

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4人の預言者、教父、福音史家が描かれている。
かなり大きな作品。

ということで全て見終わりました。

2階からみた1階がとても素敵。

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こんな間近でステンドグラスを見ることもないと思うので、時間のある方は是非見て下さい。

で、この後時間がないことに気づき、大急ぎでお土産を買って空港へ。

空港で最後の晩餐の味噌ラーメン。

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すぐに入れた空というお店。
味噌ラーメンって好きではないのだけど。
食べてびっくり!
めっちゃ美味しかった。
ただ空港価格でしたが。

これにて小樽旅行記はおしまい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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