Ⅳ号神殿の後は失われた世界へ。
ロストワールドと呼ぶ方が一般的ですが、この「失われた世界」って言葉が結構好き。
ティカル遺跡の殆どが7世紀頃のものですが、失われた世界には古いものでは紀元前のものが残っている場所。
専門家曰く、建築様式が他のものと全く違うらしーです。

ランキングに参加しています。
ティカル遺跡にはグランプラザや神殿群等は綺麗に整備されていますが、まだ発掘途中やそこまで重要視されていない遺跡も残ります。

途中で見つけたコレも。

DSC_0488

DSC_0487

住居跡なのかな?
今回時間がなく行っていませんがグループGだとかグループFだとかの住居群も多数見つかっているようです。
疑問は何故同じ住居群でもアクロポリスと呼ばれるものとグループと呼ばれるものがあるか?なんですが。

ロストワールドに入ると初めに見えたピラミッド。

DSC_0491

他のピラミッドに比べてかなり低いですが、それでも周りの木々よりも高いので他の神殿がかなりの高さだとわかる。
こちらも大神殿の1つ。

上れるものは上るのですが、これがまた急斜面で。

DSC_0492

45度以上の角度ではないでしょうか。
これって上りよりも下りが怖いパターン。

一番上からの眺め。

DSC_0493

このピラミッドの前は広場みたいになっていますが…

ココから見える景色もジャングルそのもの。

DSC_0495

高さ的には周りの木よりも少し高いくらいかな。

他には土台だけ残っているようなものも。

DSC_0497

ちなみにこの失われた世界、スペイン語ではムンド・ペルディードと呼ばれています。

すぐ近くにあるのがこの失われた世界で一番大きなグランピラミッド。

DSC_0500

DSC_0499

このグランピラミッドは紀元前6世紀ごろに建てられ、何度も再建を繰り返し今の姿は3世紀頃のものと考えられています。
このピラミッドはテオティワカンに起源をもつタルー・タブレロ様式という建築様式が使われている。
このタルー・タブレロ様式とは斜面と垂直の面を組み合わせた建築様式。
確かに垂直面と斜面とがありますね。
高さは31mと他の神殿に比べると低いように感じますが、建てられた当時は最大の高さを誇っていたんだって。

コレも上がれるので上がるのですが、ココはちゃんと階段が取り付けられていた。

DSC_0501

これね、階段があるとないとでは大違い。
石の段は結構高さがあるし、幅も均一ではないから、めちゃくちゃ足にくるの。
翌日はほんとーにやばかった。

ここからもTHEジャングルの姿が。

DSC_0502

木々から少しだけ顔を見せるピラミッドたち。

向かい合うI号神殿とII号神殿。

DSC_0505

Ⅳ号神殿からも見たけど、角度が変わると雰囲気も変わる。

Ⅳ号神殿。

DSC_0504

DSC_0507

確かに高さがありますね。

Ⅲ号神殿かな?

DSC_0506

このピラミッドの向きは何か関係があるのかしら?
結構様々な方向を見ておりますが。

こちらは太陽が沈む方向。

DSC_0508

なのでサンセットはココから。
ちょっと雲が多いのが気になるなー。

失われた世界にある神殿とⅣ号神殿。

DSC_0511

この絵が結構好き。

その他にも結構綺麗な神殿があった。

DSC_0513

これは位置関係を調べてもよくわからなかったのですが。
綺麗に復元されています。

他にもそのままの状態?って感じで残っている遺跡も。

DSC_0515

このピラミッドは苔とかも残っている。

途中にあった模型…?

DSC_0516

7つの神殿があるから7つの神殿広場付近?

この辺りが確か7つの神殿広場。

DSC_0518

DSC_0519

DSC_0520

真ん中に少し大きめの神殿、その隣に3つずつの小さな神殿がある。
この広場はかなり初期からあるらしく、土器や蛇の頭の骨等が出土していることから祭祀儀礼が行われた場としての見解が強い。

そのまま進むとⅤ号神殿に出る。

DSC_0523

以前は上れたらしいけど、今は眺めるのみ。
このⅤ号神殿はティカル遺跡ではⅣ号神殿に次ぐ2番目の高さ。
上の神殿は飾り屋根を支えるためにかなり厚い壁があるため中の空間はわずか90cm程らしい。

この時点で14時だったのでホテルに戻ってチェックイン。

DSC_0528

サンセットツアーは15時だったか15時半だったか、それくらいの時間に集合なので全然時間がない。
1泊というか、24時間滞在じゃちょっとムリがあったかな。

ティカル遺跡についてはLINEトラベルjp記事の『マヤ遺跡の謎に迫る!グアテマラ「ティカル遺跡」を徹底解説』でご紹介しています。

次回も楽しみにしてくださる方はクリックをお願いします。