2日目は少し遠いですが国宝の臼杵石仏を見に行くことに。
臼杵石仏は平安時代から鎌倉時代にかけて作られたもの。
実際見に行って、こんなものが平安時代にできたのかと思うとかなりすごいと思った。
1000年近く前のものを見ることができて、行ってよかったと思える場所でした。

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2日目、朝風呂を入って朝ごはん。

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豪華ではないけど1泊6000円しなかったので、かなりいいのでは。
和食以外にも洋食もあり。

別府駅から電車で上臼杵という駅までやってきました。

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雰囲気が素敵な駅。
ココから少し歩いた場所にあるバス停から、臼杵石仏まで。

臼杵石仏のバス停。

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バスの本数は結構限られる。
バス停前にはお土産屋が。

臼杵石仏の入場料は550円と格安。

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日本は入場料安いよね。
国宝だしもっととってもいいと思う。

入ってすぐに見えてくるのはホキ石仏第二群。

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ココは2つの石仏に分かれていて、1つは大きな阿弥陀三尊像。
殆ど完璧な姿で掘り出されている。
大きな阿弥陀様の隣には表情の違う石仏も。

もう1つは小さな石仏がたくさん並ぶ。

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コチラも見事な完璧具合。
9体の石仏が並ぶ。

次はホキ石仏第一群。
コチラは4つに分かれていて…。

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如来坐像3体。
阿弥陀如来を中心に左に薬師如来、右に釈迦如来。
コレは過去(薬師)、現在(釈迦)、未来(阿弥陀)を表しているとか。

コチラは如来坐像3体と菩薩立像2体。

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コチラの仏像は青年期を表しているとか。
目を閉じているのは修行中。
てか仏像に○○期とかあるのね。

コチラも如来坐像3体。

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石造の下の穴は昔は写経したものを納めたところだったらしく、もともとは木製の扉があったらしい。

地蔵十王像。

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中央が地蔵菩薩、周りの10体が閻魔大王に仕える王様。
この像は鎌倉時代に作られたもので比較的新しく、色も残っている。

とても素晴らしいです。

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平安時代、鎌倉時代に作られたものを1000年近く経った今見れることがスゴイ。

その先はちょっとした山道を歩いて…。

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五輪塔に。
1170年代に作られたもので、如法経を納めるためのもの。
どちらも保存状態がかなりよい。

続いては山王山石仏。

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少し急な階段を上ります。

中央に大きな如来像、両端には小さな如来像の三体。

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ちょっと困った顔的なのが可愛い。
通称隠れ地蔵。

最後は古園石仏。

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コチラも13体の石仏が並び圧巻。

特に中央の大日如来は日本の石仏でも最高傑作と言われている。

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制作時期は平安後期くらい。
この大日如来の首が落ちていたらしく、平成5年に元の位置に戻したとか。
首が落ちた理由は江戸の大地震やキリシタン大名が切り落としたとかいろいろ諸説があるらしいが不明。

すごくわかりづらいけど、この古園石仏の近くには金剛力士像が。

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1体はよくわかるけど、もう1体がよくわからない。
ちょうど色が茶色っぽくなっている左側にももう1体いる。
彫りが浅いので新しく掘られたものではないかとされていたが、どうやら同じ平安~鎌倉に掘られたものだとか。

選挙広告のような仏像の広告。

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真ん中顔出しできちゃう。

なかなか楽しめた臼杵石仏。
近場の周辺を巡ってから帰ります。

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