金門って意外と洋館が多く、その中でもこの陳景蘭洋楼が一番大きな洋館です。
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蘭湖から15分くらいで到着した陳景蘭洋楼。
ココは金門にある洋館の中で一番大きな洋館。
正面はコチラ。
その昔、金門はとても貧しい暮らしの人が多く。
男性は魚釣りへ、女性は魚網を作る人が殆ど。
その中で成功を夢見た人たちは外国へ向かいました。
成功した人たちが金門に戻ったら洋館を建てる。
コレが成功した証となったみたい。
それにしても今でも通用するような立派な洋館です。
お庭も広く海も見渡せる絶景。
陳景蘭洋楼はその名の通り陳景蘭さんが建てた洋館。
この方は20歳でシンガポールに渡り、成功し、36歳の時にこの洋館を建てたそう。
若くして成功したんですねー。
建物の中を見てみましょう。
白色に青の扉が映えますね。
あれ?
なんか住まいというより学校っぽい。
と思ったら、学校も作ったんだとか!
貧しさから抜けるには学が必要と感じた陳氏は、なんと学費無料の学校を建てて、ご自身もココに住まわれていたそう。
現在も金門はかなり教育を重要しているとか。
コレは保健室でしょうかね。
1900年前半にこの施設を作り、学費無料とはすごい。
食堂でしょうか?
それとも陳氏の生活場所だったのでしょうか。
カウンターみたいな場所も。
洋館に中国や台湾でよくみられるオリエンタルな窓が映える。
色々パネル展示の部屋もありますが、内容は見ておりません…。
もちろんココも入場無料だから太っ腹。
窓から隣の窓を抜けて外の景色が見渡せる。
これも中華建築によくある造りですね。
2階のテラスにも出ることができる。
アジアの洋館って面白いですよね。
洋館にその国の文化を入れることによって、一つの違う建築様式になる。
神戸にある異人館もそんな感じ。
テラスからはお庭と海が見える絶景ポイント。
たくさんの方が観光に訪れてました。
なかなかよかった陳景蘭洋楼。
近くにバス停もあったので、バスでも来ることができるかも。
ただやっぱり電動バイクで走っていてもあまりバスとすれ違わなかったので、本数はかなり少ないかと。
近くの風猪爺。
てか、コレは四角い石ですよね…。
石にちょっと目と口をつけただけのような。
この辺りも伝統建築。
閩南建築っていうらしい。
中国や台湾にある伝統的建築様式。
台湾は離島はかなり残っていると見た。
もう1体いた風猪爺。
なんかすごい丸顔で豚っぽくも見える。
もう1つどこか近場で行けるかな。
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