次にやってきたのはこれまたフニコラーレ駅のすぐのサンパトリツィオの井戸。
なんか井戸有名らしーので。
16世紀に造られた井戸ですが、当時の最高技術を使って造られた井戸らしく。
何よりも井戸の中はひんやり涼しく、暑すぎるオルヴィエートでの休息にもぴったり。

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フニコラーレ駅の隣に観光案内所があり、その隣にバールがあるのですが、そこに何やら奥へと続く道が。

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イタリアのガイドブックを持ってきたものの、SIMを買ったのでガイドブックはずっとスーツケースの中。
この建物はなんだろう…。

結構多くの人が向かっているので、その場で調べると、どうやら井戸らしー。

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アタシが想像している井戸とは違う大きな井戸。

まだ時間もあるので、せっかくなので中に入ってみることに。
中はとにかく下りの階段。

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そのまま歩き続けると…。

井戸とは思えない規模!

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何かの塔のようにずーっと下まで続いています。
井戸の深さは62mもあるらしく深い深い。
この小さな窓は70もあって、階段の灯りの役割をしていたらしー。
なんなら上はあいているので。

ひたすら階段を下りて一番下まで。

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井戸だっただけに水はとっても綺麗に感じる。
そしてとーってもヒンヤリ。
外の気温差15°はあるんじゃないかってくらい。

上を見上げると…。

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こんな風に太陽の光を見ることができる。

なんとも神秘的な眺め。

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16世紀はこんなところまで水を汲みに来てたんだねー。
今水道を捻ると水が出るって当たり前だけど、そういう生活に感謝しないとね。

さて、下りは爽快に降りることができましたが、もちろん地上へ戻るには元来た道を戻らねばならず…。

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ただこの技術のスゴイところは、螺旋階段が二重構造?になっているので、行きと帰りは同じ道を通っているようで違う道。
下りの人と上りの人はすれ違わない構造になっているの。
コレは意味がないようですごく意味があるよね。
一方方向にしか進まないってことになると、ぶつかったり、渋滞したりすることがなくなるので。
先人の知恵はスゴイです。

階段は248段あるそうで、コレを毎日もしくは日に何回も往復するとなるとヤになっちゃいそうだけどw

井戸見学でクールダウンしたら、ちょっと早いですが乗り遅れは許されないのでチヴィタ・ディ・バニョレージョへ向かうバスのリばへ向かいます。

オルヴィエートの記事をコンパクトにまとめた、たびねす記事の『美食と名所の宝庫!イタリアの世界一美しい丘上都市「オルヴィエート」』も是非ご覧ください!

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