鬼太郎に会いに行く旅⑭ 水木しげるロード⑥

まだまだ続く水木しげるロード。
いや、ホント妖怪っていっぱいいるもんだなぁ…と思いました。
てゆか、妖怪に詳しくなりました、ホント。
それでは続きをどーぞ。

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心優しい妖怪、異獣。



こんなことがあったんだって。
昔むかし、ある男が山の中で不思議な動物に会ったそうな。
男が握り飯をあげると、荷物を担いで山越えを手伝ってくれたんだって。
親切にすると、ちゃんと返してくれる妖怪って多いんだね。

じっとしているコトができなくなったら、いそがしが憑りついてるかも…。



とりつかれると、とりあえずじっとしてられないー。
逆にあくせく動いてると安心するー。

夜に枕をひっくりかえされた感じがしたら、そばに枕返しがいるよ。



まぁ、被害は枕をひっくり返されるくらいなんだけど。
実は昔泊まってた盲人を宿の主人が殺したので、その霊が部屋に棲みついて枕返しになったとか。

このコは妖怪とゆーよりも、神様の倉ぼっこ。



古い蔵に棲む妖怪で、いなくなると家運が傾いちゃう防火の神様。
ざしきわらしと一緒に大切にしよう。

寒戸の婆はとってもかわいそう…。



昔、若い娘が行方不明になって30年以上も経って老いて戻ってきた悲しいお話。
そして容姿も山姥そのものだったとさ。

一番のお気に入りのべとべとさん。



1人で暗い夜道を歩いてると後ろからついてきちゃう。
そんなときは、『べとべとさん、先へおこし』と言って道をよけるのが一番。

みんなが知ってる龍も妖怪なの？



まあ、妖怪とゆーよりも龍神として信仰の対象になってたみたい。
海や水の神様で、大雨や洪水をおこしたりできるので、雨不足の時は大活躍。

会わないことを願います…閻魔大王。



知っての通り、生前の善悪を審判・懲罰する地獄の主審。
うそをついたら舌を抜き取られるよ。

突然そろばんを叩く音が聞こえたら、確実に算盤小僧が近くにいる証拠。



そろばんを弾く音だけたてて、驚かせて面白がってるコ。
人前には姿を現さない、ちょっと恥ずかしがり屋さん？

岩魚の神様、岩魚坊主。



正体は大岩魚。
昔、毒流し漁をしている若者に、殺生はやめろという坊主が現れたそうな。
若者は坊主に食べ物をたくさん食べさせて、坊主が帰った後に大岩魚を捕まえたら…。
さっきの坊主が食べたものが大岩魚のお腹の中に…。

イタズラ好きの子供は、もしかしたら一つ目小僧かも？



いたずらを怒ったりすると、くるりと一つ目の顔を振り向けて驚かす。
うん、驚くよね絶対。

蟹も油断がならない。
大きな蟹は蟹坊主だから。



畳2畳もある蟹の妖怪で、夜中にお坊さんの姿になり、寺で寝ているお坊さんを川に誘い込んで食べちゃう。

柿の実は食べごろになったら刈り取りましょう。
じゃないと、たんころりんになっちゃうので。



たんころりんになったら、袖から柿の実をおとしながら街中を歩き回る妖怪。
街中柿だらけ。

あ、魔女の花子だ。



ねこ娘ちっくだけど、別人の家出中の魔女。
母親は蜘蛛のたたりで蜘蛛人間になっちゃってる…。

アイヌの神様、コロボックル。



幸運を呼ぶシンボル、コロボックルはいたずらもしない良い子。

お金の神様、ひょうとく。



ひょうとく伝説？は、昔むかし、おじいさんが山へ柴刈りに行った時に、見つけた穴に柴を押し込んだ。
穴の中からキレイな娘が柴のお礼にとひょっとこに似た子供をもらった。
その子のへそから金がザクザクとれたとさ。
とりあえず、穴があれば柴を押し込んでおくべき？

いきなりサラリーマン山田。



夢は最大級、でも行動に移せない…。
そんなのってよくあるよね。
水木マンガの名脇役のサラリーマン山田は、みんなの人気者。

もう少しで水木しげるロードも完結。
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